5月30日は成田良悟の誕生日らしい

作品

みなさん、おはようございます。
ヌエゴリラと申します。

さて、今回の表題にある成田良悟なりたりょうごについて、みなさまはご存じでしょうか。
彼はライトノベル作家であり、自作品としてバッカーノやデュラララ、他作者の作品の小説を書くこともあります。

そんな彼の作品、筆者はいくつかは拝見しておりますが、にわか程度の知識です。
そんな中で唯一、原作とアニメを見たデュラララについて今回は紹介したいと思います。

魅力な点

キャラのスタンス

本作、池袋を舞台に群像劇が繰り広げられるためその分キャラが多いことに加えて、メインどころのキャラは大抵一癖も二癖もあり人格的に好感が持てるキャラが少ないです。

じゃあなんで魅力な点にあげてるわけ?と聞かれれば、答えはこうです。

キャラのスタンスが一貫しているため

本作のキャッチコピーが「歪んだ恋の物語」というものであり、まあ本当にその通りな内容で、好きな人を射止める、好きな人と一緒に居続けるためなら手段を選ばない、というようなキャラが多いです。

色恋沙汰が絡まなくても、自分のやりたいことのためになんでもするというようなキャラも多いです。
道徳的・倫理的に褒められたキャラは少ないですし、現実にいたら迷惑極まりないキャラも多いですが、フィクションで見る分には、ぶっ飛んだキャラたちが織りなす物語は面白いです。

現実的な世界観なのですが、主人公は人外で一部特殊能力者なども出てきます。リアリティーがないキャラも一部います。

ハッピーよりのエンド

本作は能力バトルものではありませんが、本作の池袋はわりと殺伐としていて展開もわりと重いことが多いです。それでも、なんだかんだ最後にはハッピーになった人のほうが多く死者もいなかったはずです。少なくともメイン級のキャラは死にません。

唯一、折原臨也おりはらいざやというキャラが重傷を負い行方不明になる(のちのスピンオフで生存確定)のですが、彼は善人とは言い難く、作中ではやりたい放題やるキャラなので当然の報いとも取れます。筆者は臨也好きなので、当時はその点ちょっとがっかりはしましたが、先述した理由で当然の報いでもあるよなとも感じていました。

臨也ほどではないにしろ善人とは言い難い人たちもハッピーよりな結末を迎えているので、逆にそちらに対して不満を抱く人もいるかもしれません。

消化不良になるような要素もなく、奇麗にまとまった作品だと思います。

微妙な点

ストーリー

多数のキャラの思惑が重なり交差する物語は面白いは面白いのですが、その分難解で一周したくらいでは理解しきれないと思うので、どちらかといえば微妙な点かなと思います。

キャラの考え

キャラのスタンスが一貫していることは好きですが、考えについては共感できないキャラが多いです。共感できる考えが良キャラ、できない考えはクソキャラということはないと個人的には考えておりますが、わりとキャラの考えに共感を求める人って多いと思うし、そうでなくても本作のキャラは癖は強いので、キャラの考えという点については微妙な点に挙げさせていただきました。

まとめ

以上が、デュラララの紹介でしたがいかがだったでしょうか。

正式な続編であるデュラララSHという作品もありますが、2025年5月30日現在続きが刊行されておりません。
続きはさほど期待できないですが一応紹介しておくと、出るキャラが少し増えただけで舞台も池袋のままで作風も変わっておりません。
デュラララにハマれば、続編であるSHもつまらないことはないと思います。

それではまた、次回の投稿でお会いしましょう。

※アイキャッチはAIで生成したものです。

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