7月5日と6日はセコムの日らしい

作品

みなさん、おはようございます。
ヌエゴリラと申します。

セコムの日って2日もあるんですね。
セコムと言えば警備会社、警備会社と言えば何かを守るということで、今回はSP 警視庁警備部警護課第四係について紹介したいと思います。

また、劇場版についてもまとめてレビューしていきます。

魅力な点

アクション

本作の最大の魅力はなんといってもアクションでしょう。岡田准一演じる主人公の井上薫いのうえかおるのアクションがかっこよすぎる。岡田准一は今ではアクション俳優という認識が強いと思いますが、その原点は今作でしょう。

本作、一部役者を除き演技力よりどれだけアクションができるかという理由で演者が採用されたと聞きます。それゆえ、メインの味方はともかくとして敵は知らない役者のほうが多い。だからこそ、アクションシーンはスピード感があってとても良かったです。実写かつ武器なしの格闘という観点なら、見てきた数ある作品の中で今作が一番好きかもしれません。

ドラマの終盤はアクション少なめですが、エピソード2の病院とエピソード3の依頼人の警護は、アクション多めで楽しかったです。

劇場版は、もうアクションのオンパレード。アクション好きは見て損ないです、本当に。

演出

場面ごとの演出が結構好きです。細かい演出を言い出すとキリがないので、一番好きな演出を挙げるとすると、ドラマでのラストにおいて、井上と尾形が睨みあうシーンです。本作、BGMも優秀で演出はほんとに秀逸です。

あとは、間とか、ちょっとしたセリフとかやり取りにもこだわっているのを感じるんですよね。

主人公の井上が特殊能力モリモリで、瞬間記憶や足跡見ただけでその人のパーソナリティーをあてる、もはや半分予知の領域に入っている「予感」など、それをいかんなく発揮して活躍するのも、それら能力の演出も素晴らしいです。

微妙な点

ストーリー

誤解の内容に言っておくと、つまらないとか破綻しているわけではありません。ただ、コミカルな部分もありますが基本的に暗くてシリアスだし、バッド気味に終わるエピソードもあるし、劇場版のラストも不穏な終わり方をするんですよ。

要は、「つまらなくはないけど、好みじゃない」ストーリーなんです。まあ好みの問題なので、気にならない人は全然気にならないはずです。

筆者はバッドエンドになるくらいならご都合主義でもいいからハッピーエンド派ですが、ご都合主義を嫌う人も割といる認識です。そういう意味では、本作ご都合主義感はかなり薄いと思います。

そもそも、本作はあの大人気ドラマだった「踊る大捜査線」を手掛けた監督もかかわっている作品なので、ストーリーのクオリティはまあまあ高いです。

劇場版商法

今作に限った話ではないですが、劇場版商法の作品は好きではありません。コナンみたいに直接のストーリーとは関係ない映画なら全然気にならないですが、ストーリーの途中とか続編を映画にするのは金稼ぎたいのが露骨に見えて好きではありません。

本作はそれが2本もあって、繰り返しになりますが一区切りはつくもののラストでさえ不穏な匂わせをして終わるので、なんだかなーと。

まとめ

以上が、SPのレビューでしたが、いかがだったでしょうか。

ストーリーや劇場版商法なところは微妙ですが、本作の見どころはなんといってもアクション。このアクションのクオリティーはほんとに高いし、ぶっちゃけアクションに特化した作品といっても過言ではないので、微妙な点はたいして気にならないです。

厳密に言うと、2本ある劇場版の1本目と2本目の間にTVSPと総集編もあるのですが、こちらは見なくてもそんなに問題はありません。劇場版の間のTVSPは時系列的には本編なのですが、8割はSPの日常を描いているサブエピソードみたいなものなので。総集編は言わずもがな、ちょっとした新規シーンはあるものの基本振り返りなので、よほど本作が好きな人以外は見なくて問題ありません。

それではまた、次回の投稿でお会いしましょう。

※アイキャッチはAIで生成したものです。

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