みなさん、おはようございます。
ヌエゴリラと申します。
6月28はパフェの日らしいです。
パフェで思いついたのが、WORKINGの店長です(彼女はパフェをよく食べるため)。
てことで、今回はWORKING‼について紹介したいと思います。
本作は、北海道のファミレス「ワグナリア」を舞台に描かれるラブコメ漫画となります。
魅力な点
キャラ
本作、現実的な世界観の話にもかかわらず、現実にいたらやべーとしか思えない設定のキャラが何人かいます。
筆者は魅力と感じますが、正直好みは分かれると思います。でも、大胆なキャラ設定だからこそコメディパートも恋愛パートも映えた作品だと思います。
主人公の小鳥遊宗太は、家庭環境の影響もあり、とにかく小さいものが好きです。一般的に子犬や子猫なら大体の人がかわいいと思うでしょうが、彼はそういうのはもちろん、ミジンコすら好きという癖を持ちます。そんな感じなので、彼は作中で変態と呼ばれることもしばしばです。
そんな彼ですが、家では家事全般をこなし、妹には勉強を教え、勉強もバイトそつなくこなし、責任感や義理もある有能マンでもあります。ミニコンとも言える異様なまでの小さいもの特殊な癖さえなければ、わりとただの好青年ですらあります。
このへんのバランスがうまいと思います。好青年だけどキモいところもあるからラブコメ漫画として面白いのであって、好青年だからちょっとキモいところがあってもギリ許されているというか。
恋愛的なヒロインではないですが、ワグナリアのマスコット的キャラで癒し枠でもある種島ぽぷらも魅力的。彼女は背が小さいのが特徴で、小さいと言われると「ちっちゃくないよ!」とぷりぷり怒る。それがまあ子供を見ているようで普通にかわいい。小さいもの好きで12歳以上は年増と豪語する宗太ですら、年齢的には高校生のぽぷらには無条件で甘くなる。ぽぷらを子供扱いする宗太とちゃんと先輩として扱ってほしいぽぷらのやり取りは、作中でたびたびありますが安定して面白いです。
繰り返しになりますが、好みは分かれると思います。
でも、あまりにも突き抜けすぎて受け付けられない設定というわけでもなければ、ありがちすぎて面白味もない設定というわけでもない、絶妙なバランスのキャラ設定が多い作品だと個人的には思います。
ちょっと変だけど甘面白いラブコメ描写
本作、主人公とヒロイン以外にもカップリング描写がそれなりにあり、カップリングが好きな人にはおすすめです。
先にも紹介したように、癖はあるキャラたちのラブコメなので、現実的な観点で言えばちょっと変です。
たとえば、主人公の宗太とヒロインである伊波まひるのカップリングについてですが、小さいものが好きで12歳以上は年増と考える宗太なので、最初は伊波のことはなんとも思っていませんでした。それどころか、伊波は男性恐怖症であり男を見ると反射的に殴ってしまうので、宗太も例にもれず殴られてしまい、第一印象は最悪でした。
しかし、そこからなんやかんやで伊波の男性恐怖症を克服させるために宗太が協力、いつも殴ってしまうにもかかわらず、懲りずに協力を続けてくれる宗太に伊波は惹かれていきます。
とまあ、伊波が惚れる理由はまだわかるんですが、宗太も伊波に惹かれていきます。
それはなんでかっていうと、正直よくわかりません(笑)。一応、伊波は男を殴る以外は普通の女の子で、宗太からヘアピンをもらったらとても喜ぶとか、素直でかわいいところもあります。
作中では、宗太が伊波の男性恐怖症を克服させるために尽力するので、サンクコスト効果的なところはありそうですが……。まあでも伊波って普通にかわいくはあるので、なんで惚れたのかよくわかんないけど、そこまで不自然ってわけでもありません。
この作品、ほかにもカップリングありますが、どこか変わってるし爆発的に面白いわけでもないです。でもなーんか癖になる面白さがあるんですよねー。
微妙な点
一部キャラの癖
魅力な点でもあげましたが、本作、現実的な世界観なのにキャラ設定はまあまあ尖っています。ファンタジー要素があるとかではないですが、たとえば、しょうもない理由で家出してファミレスに居候するとか、店内の食べ物を平気で食う店長とか、そんな感じです。これらキャラをギャグ要因であり作品のエッセンスと捉えられるかがポイントです。
筆者的にはギャグ作品なので存在自体を否定するまでは思いませんが、上記のようなキャラは好きなキャラとは言い難いです。
くっつくまでは描かれるが、その後が薄い
これは恋愛系作品の大多数にも当てはまることですが、カップルがくっつくまでで終わって、くっついてからのことはほとんどない。本作も例にもれずそれに該当します。
くっついてからの描写ってそんなに需要ないとは思えないんですけどね。なんでやらないんだろう?
見てーよ、普通に。イチャコラしてる描写がよぉ!
まとめ
以上が、WORKING‼の紹介でしたが、いかがだったでしょうか。
本作、アニメ化もされて完結まで描かれており、豪華声優に癖になるOP、良質な作画、3クールの尺でなかなかのクオリティーです。動くぽぷらかわいいですよまじで。

本作、登場人物が違うWEB版もあってそちらもおもしろいのですが、2025年6月現在は一部しか閲覧できず……。内容もうろ覚えなので、また全話公開されたらレビューするかもしれません。ちなみにこちらも完結までアニメ化されております。こちらは尺的には1クールなのでカットもそれなりにあるかと思いますが、西友の豪華さや作画の良質さは健在です。
それではまた、次回の投稿でお会いしましょう。
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